行政処分アーカイブ

車検・整備を頼む前に、整備工場の処分歴を調べる

民間車検場(指定工場)や整備工場(認証工場)は、国(地方運輸局)の監督を受けています。不正な車検や整備記録の書き換えが見つかると処分が公表されますが、国土交通省のサイトでの公表はおよそ5年で終わります。当アーカイブは消えた記録も含めて788件を保存し、運営会社の名前のほか店・工場の名前(事業場名)でも引けるようにしています。

788処分の記録
292運営会社
480店・工場
2026-10-04最終取得

店の名前・会社の名前で調べる

チェーン店の処分は運営会社の名前で公表されます。店の名前で出てこないときは、運営会社の名前でも試してください。

都道府県から:北海道 35件 青森県 2件 岩手県 3件 宮城県 15件 山形県 1件 福島県 6件 茨城県 7件 栃木県 19件 群馬県 13件 埼玉県 40件 千葉県 18件 東京都 297件 神奈川県 17件 新潟県 25件 富山県 4件 石川県 4件 福井県 3件 山梨県 7件 長野県 11件 岐阜県 4件 静岡県 7件 愛知県 45件 三重県 16件 滋賀県 7件 京都府 3件 大阪府 11件 兵庫県 8件 奈良県 2件 和歌山県 3件 鳥取県 3件 島根県 4件 岡山県 10件 広島県 7件 山口県 4件 徳島県 5件 香川県 4件 愛媛県 3件 高知県 1件 福岡県 54件 佐賀県 7件 長崎県 2件 熊本県 18件 大分県 6件 宮崎県 2件 鹿児島県 14件 沖縄県 11件

処分の種類と、客にとっての意味

処分記録何が起きるか
保安基準適合証等の交付停止285件一定の期間、民間車検の証明書(保安基準適合証など)を出せなくなります。
事業停止219件一定の期間、整備の事業の全部または一部を止めるよう命じられます。
自動車検査員の解任命令137件指定工場で検査を担当する自動車検査員を解任するよう命じる処分です(当サイトは個人の氏名を載せていません)。
指定取消107件民間車検場(指定工場)の指定が取り消されます。その工場では保安基準適合証を出せなくなり、工場の中で車検の検査を済ませる「民間車検」ができなくなります。
認証取消40件分解整備などの特定整備を事業として行うための認証が取り消されます。

区分の一般的な意味です。止まる範囲や期間は、各事業者のページに公表元の記載のまま載せています。個別の処分の効力は、処分を行った地方運輸局にご確認ください。

何をして処分されたのか 処分理由の目印

公表元の処分票には「違反行為の概要」が書かれています。当サイトはその本文から理由の目印を機械的に当てています(公表元の分類ではありません。1件に複数当たることがあります)。

理由記録どういうことか
保安基準適合証の不正交付490件保安基準に適合していない自動車に適合証を交付した、または交付の手続に違反があった記録です。
記録簿の虚偽記載・未記載441件整備記録簿の虚偽記載、記載漏れ、保存されていないことなどを理由とする記録です。
虚偽の記載・報告243件書類への虚偽記載や、行政庁への虚偽の報告・陳述を理由とする記録です。
整備主任者・研修の不備129件整備主任者の統括管理の不備や、必要な研修を受けていないことを理由とする記録です。
不正改造106件不正改造の状態のまま車検の手続や証明を行ったことを理由とする記録です。
同一性の相違する自動車への証明105件持ち込まれた自動車と書類上の自動車が一致しないまま証明したことを理由とする記録です。
過剰請求・不適切な請求102件点検整備作業について、実際より多い金額を請求していたことを理由とする記録です。
検査の未実施101件検査員が検査を行わないまま証明した(検査の一部未実施を含む)ことを理由とする記録です。
整備作業の重大な瑕疵46件行った整備作業そのものに重大な欠陥があったことを理由とする記録です。
監査・立入検査での指摘36件行政庁の監査や立入検査で改善を要する事項が見つかり、改善の指示を受けた記録です。
届出・報告義務の不履行30件廃止や変更の届出を出していない、求められた報告をしていないなど、手続上の義務を果たしていないことを理由とする記録です。
検査と整備が分業されていない23件検査作業と整備作業が分けられていないなど、指定工場としての体制の不備を理由とする記録です。
廃業・解散・所在不明17件会社の廃業・解散・合併による消滅や、営業所の所在が確認できないことを理由に、許可や登録が取り消された記録です。違反に対する制裁ではありません。
欠格事由への該当11件役員が法律の定める欠格事項に当たることなどを理由に、指定や認証が取り消された記録です。

不正な車検が見つかったら

不正な検査が見つかった例では、国土交通省が対象車両の再検査を早急に行うよう求めています(国土交通省 報道発表「トヨタ自動車(株)の系列販売会社における不正車検等への対応について」2021年9月29日)。自分の車の車検を受けた工場が処分を受けていて心当たりがあるときは、その工場か最寄りの運輸支局に確かめてください。不正車検の情報は、国土交通省の不正車検通報窓口が受け付けています。

中古車を買うとき

整備記録簿(メンテナンスノート)には、点検や整備をした工場の名前が書かれています。その名前で、工場の処分歴を引けます。整備記録簿の虚偽記載・未記載を理由とする記録は441件あります。販売店が自社の工場で整備や車検をしている場合も同じです。

最近の取消 新しい順に10件

運営会社店・工場処分年月日処分所在地
有限会社斎藤輪業商会有限会社斎藤輪業自動車整備工場2026年8月31日指定取消福島県福島市
有限会社斎藤輪業商会有限会社斎藤輪業自動車整備工場2026年8月31日認証取消福島県福島市
合同会社ガレージ商事—2026年8月31日認証取消福島県伊達郡川俣町
有限会社佐藤自動車—2026年8月18日認証取消宮城県角田市
松川運輸株式会社松川自動車整備工場2026年8月18日認証取消宮城県石巻市
有限会社神山商会—2026年8月18日認証取消宮城県石巻市
株式会社山元商会ジョイツーオート 船橋習志野店2026年7月31日指定取消千葉県船橋市
株式会社山元商会ジョイツーオート 船橋習志野店2026年7月31日認証取消千葉県船橋市
株式会社弘盛モータース—2026年7月29日指定取消兵庫県神戸市
有限会社S・A・S—2026年7月15日認証取消長野県佐久市

すべての取消は自動車整備事業者のトップの「処分の内容から探す」から見られます。

公表は、およそ5年で消える

国土交通省のネガティブ情報等検索サイトは、処分日からおよそ5年で記録を一覧から外します。車は10年以上乗ることもあるのに、古い処分は公式には引けなくなります。当アーカイブは、消える前の記録を保存しています。公表元から消えた記録と、これから消える記録

よくある質問

車検を受けた工場が指定取消になったら、自分の車の車検は無効になりますか

工場が指定取消になったこと自体で、その工場で受けた車検が一律に無効になるとは公表されていません。一方で、不正な検査が行われた車については、国土交通省が対象車両の再検査を求めた例があります(2021年9月29日の国土交通省の報道発表)。心当たりがあれば、その工場か最寄りの運輸支局に確かめてください。

店の名前で調べても出てこないときは

処分は運営会社の名前で公表されます。当サイトは処分票に書かれている事業場名(店・工場の名前)でも引けるようにしていますが、店名が変わっていることもあります。運営会社の名前でも試してください。出てこないことは処分歴が無いことの証明にはなりません(収録しているのは処分日からおよそ5年以内の記録と、その後に公表元から消えた記録です)。

処分歴のある工場は避けるべきですか

当サイトは判断しません。処分の種類(指定の取消か、期間を区切った停止か)、時期、何をしたのかを見てください。件数の多さは店や工場の数の多さでもあり、危険度を示すものではありません。

中古車を買うときにも使えますか

使えます。整備記録簿(メンテナンスノート)に書かれた整備工場の名前で、その工場の処分歴を引けます。整備記録簿の虚偽記載・未記載を理由とする記録は441件あります。

当サイトは公表された事実を保存するもので、整備工場の優劣・信用を評価するものではありません。件数の多さは危険度を示しません。処分の有無を確定的に確かめられるのは、処分を行った地方運輸局です。掲載の訂正・削除のお申し出は掲載基準と削除・訂正についてをご覧ください。